モッシァレうチーズ

東京下町で働く58歳承知しました職人・銀蔵の旅日記

Ginzonable Life—–李香蘭と山口淑子

このブログをご覧の若い香具師には、李香蘭と山口淑子が同一人物だということから説明しなければならないのでしょう。この方は戦時中には中国で女優・歌手として大活躍した人で、特に日本軍関係の映画に協力して出演していました。中国人だと思われていたため、日本の敗戦後は日本軍に協力した国賊ということで軍事裁判にかけられ、しかし実は日本人だったということで国外追放、日本に移り住む、というすごい展開。日本ではテレビのキャスターや自民党参議院議員などされて、今もご健在のはず。

戦前の歌声がyoutubeにいろいろ残っていて、やはり夜来香が日本語版、中国語版、聴き比べられて楽しいです。まず日本語版。どうみてもnativeですが。

そして中国語版。ちょっとアレンジが違うのが面白いです。

この曲は渡辺はま子さんはじめいろんな人が歌ってますが、個人的には次の二つが好きですね。まず胡美芳さんのマンボバージョン。

そしてなぜか都はるみさん。こういう歌い方もあるんですね。

DNAとカーボンナノチューブと量子ドット

旅日記になっていたためサボっていた外部動向調査。

今回は米国化学会の論文誌JACS掲載の

Atomic Force Microscopy Studies of DNA-Wrapped Carbon Nanotube Structure and Binding to Quantum Dots

koreha

こういうのをあまりフォローしてませんでしたが、ちょっと読んでみました。

まず、カーボンナノチューブをDNAをラッピングします。これはどうも、1本鎖DNAであればただ混ぜるだけで非共有結合でくっつくようです。このくっつく現象は興味ありますが、別論文が紹介してあるので後日見てみることにしましょう…と思って文献名をみると、Nature Materials。これはあれですね、つい先日ご紹介した、

DNAでナノチューブを選別する

この話とつながる気がします。どうも、カーボンナノチューブとDNAはこんな関係にあるようです。

さて、この論文では、いろいろなDNAを合成して(短いDNAは人工的に作れますので)、カーボンナノチューブをつつんで、いちいち顕微鏡で観察して、DNAの長さに応じてチューブを太くなることを確認しています。そして、このDNAの末端に硫黄を仕込んでいます。

DNAの末端に硫黄を仕込むのは、これも簡単にできます。こういうのはそういうのを作ってくれる業者があって、ひところそういう会社のベンチャーが一杯できましたが、安売り競争になって儲かっていません。ですので、こういう細工したDNAは素人でも、1万円以下でできてしまうのです。生ものをかまった事がなくても、知識としてDNAの配列を理解していれば…。

で、できたものはカーボンナノチューブが心棒のようにあり、その周りをDNAでくるみ、そしてそのDNAの端っこに硫黄が付いている、そういう棒ということになります。そして、そこへ量子ドットを入れてやると、量子ドットが硫黄にくっついて、ちょうど取っ手のついた提灯みたいな形のものができるというのです。つまり、提灯の部分が量子ドット、手で持つ取っ手の部分がカーボンナノチューブといったところ。

画像を張り込んでみるとこんな感じ。

いや~この手の流行ってるんですね。おいらも参入しよか。。。