モッシァレうチーズ

東京下町で働く58歳承知しました職人・銀蔵の旅日記

今日読んだ紙媒体—水の炎

まだ松本清張を読み続けております。

この話は、私のの短い人生のなかではなかなか理解しがたいものがりました。

簡単にだまされてしまう二代目の銀行常務、たびたび家出のような旅行に出るのにまた帰ってくる奥さん、その奥さんを追いかけているうちに自殺してしまう助教授、わかりません。

水の炎 (角川文庫―MATSUMOTO SEICHO COLLECTION (ま1-12))

今日読んだ紙媒体—黒い空

死体を埋めたところにカラスが集まるという話は、別の短編にもあって、松本清張さんはこの雰囲気が好きなのかという気もしました。

この作品は、戦国時代の怨念が現代の殺人事件の動機になっているという、やや無理のある設定で、違和感を持って読みました。小原という人物も今一つ分からないままでしたし…。何か読み落としているのか、練りの足りない作品なのか…ちょっと迷うところがあります。

黒い空 (角川文庫)

今日読んだ紙媒体—田中角栄新金脈研究

立花隆と言えば田中角栄研究とは思うものの、その後は臨死体験などいろいろな方面に手を広げられていたので、どうも取り付くしまがなかったのですが、ブックオフで田中角栄新金脈研究という文庫本が出ていたので、ふと買ってみたらこれが面白い。

ほかの多くの評論家と違うのは、とにかく豊富な文献や聞き取り調査を次々にあげて推理を組み立てていくところで、研究論文のような面白さでした。

読み終わって、これからしばらく立花隆で行こうと決めました。

田中角栄新金脈研究 (朝日文庫)

今日読んだ紙媒体—逃亡

ここもと松本清張ばかり。今回は時代物で「逃亡」

やはり、人物の描き方が好きですね。ただ、卯平のじいさんなどはあり得ない設定だな、などと思いました。お米とかお蝶とかはよく分かりません。楽しい読みものでした。

個の本、アマゾンだと出てきません。

今日読んだ紙媒体—華麗なる一族

葉氏のそばのブックオフで大人買いした3巻本。

読みごたえのある小説でした。万俵大介と高須相子の描き方が面白い。鉄平というのは今一つよくわからなかったですが。

本の帯によると、これはキムタクでドラマ化されているようです。キムタクドラマというのは見たことないんですが、鉄平に焦点を合わせた脚本のようです。小説では鉄平は明らかに脇役で、大介が主役ですが、鉄平メインだとどうなるのか。再放送があれば、見てみたいと思います。原作を読んでからドラマを見る、というのも面白そう。

華麗なる一族〈上〉 (新潮文庫)

華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)

華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)

今日読んだ紙媒体—神々の乱心

松本清張氏最晩年の連載で、これはすごいとしか言いようがありませんが、いよいよというところで未完のまま終わっています。そして、下巻の巻末に、こういう結末だったのではないか、という推測が、当時の編集者との打ち合わせの状況などからまとめられています。

この作品の面白さを味わうためには、満州国の成立や張作霖爆死事件など日本の近代史と、古事記など古典の知識が要求されると思います。その辺を全く知らずに読んだらどう感じるのか・・・・。

水トーリーだけでなく、吉屋、花園、平田など、登場人物も味わい深いです。

神々の乱心〈上〉 (文春文庫)

神々の乱心〈下〉 (文春文庫)

今日読んだ紙媒体—

短編集とは思わないで読み始めたところ、あっけなく一つの話が終わり、結末が完全には書かれていないので、一つめを読み終わったときは不満だったのですが、いくつか読んでいくと、完全に答えを書かないで終わるというところに味わいがあるという気がしてきて、それから先は面白く読めました。人物の描き方が面白いですし。

百億円投機 (集英社文庫)

今日読んだ紙媒体—蒼い描点

ブックオフで買った松本清張作品。

この人のは昭和というか、高度成長期のにおいがぷんぷんして、懐かしくも面白く読めます。

緻密な筋立てですし、人間もよく描かれているし。

この作品はやや複雑すぎるかという気もしましたが、しかし楽しく読めました。

蒼い描点 (新潮文庫)

今日読んだ紙媒体—時の渚

この前、いくつか立て続けに読んでいた笹本稜平作品。これは渋い作りで、相変わらず楽しく読めました。

ただ、いくらなんでも偶然が重なりすぎなのでは…という気もしました。もう少し確率的に妥当なほうが、個人的には入りやすいです。

時の渚 (文春文庫)

今日読んだ紙媒体—花実のない森

花実のない森 (文春文庫)

短めの松本清張作品。

通勤中に軽く読みました。

松本清張作品のなかでは、緻密さを求めた推理小説ではなく、やや不思議な物語になっています。人物を描いているかというと、そうでもなく。

読み物という表現が妥当でしょうか。

今日読んだ紙媒体—バフェットの財務諸表を読む力

世界的な投資家バフェットの関連本はいっぱいあり、エッセイみたいなのから、伝記まで幅広いですが、これはすっきりとまとめていて、ときどき読み返してみると復習になってよいです。

我々がよく陥る間違いは、どうしても新しい技術の会社への投資を考えてしまうこと。しかし、バフェットはそれは間違っているというわけです。

たとえば、パソコンの会社は、常に新たな設備投資をしなければならず、儲けが出しにくい。むしろ、コカコーラのように、同じ製品を作り続けられる会社は、それほど頻繁に設備投資を行う必要がなく、だから儲かるというのです。言われてみればなるほどというところですが、技術系の人間はここがなかなか理解できないですから…。

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール

今日読んだ紙媒体—極点飛行

また笹本稜平作品。これも荒唐無稽というのか、あり得ないとしか思えないが、絶対あり得ないとも言い切れないといった話。

できうれば、アクション部分をもう少し減らして、歴史を考えさせるようなほうが好みですが、それは好みの問題で、アメリカ映画が好きな人なんかにはこのノリがいいんだろうと 思います。差し上げます。

極点飛行 (光文社文庫)

今日読んだ紙媒体—サバイバル副業術

これは、副業の種類を列挙したようなのとは趣が違っていて、参考になる事例が多く出ていました。特に、職場が副業を認めているからといって、堂々と申告しないほうがよい、という実践的なアドバイスが面白い。申告してしまうと、リストラ対象になりやすい傾向があるとのこと。なるほど、そうかもしれません。

ちなみに、以前の職場では、なんと就業規則というものがありませんでした。副業を禁じる規定もなければ、認める規定もないのです。有給休暇などもありませんし、逆に出勤日も決めてないのです。面白い職場でした。これはもともと、職人が集まって作った学校だったため、特に規則は定めないまま現代になってしまったようです。

ところでこの本、「ソフトバンク新書」というシリーズなんですね。 新書といえば岩波か中公かなんていうのはもう、年寄りの妄想なのでしょう。

サバイバル副業術 (ソフトバンク新書)

今日読んだ紙媒体—非居住者のすすめ

Q先生の本は軽く読めてしまうんですが、ところどころにハッとさせられる部分があり、見逃せません。

この本では税金対策の話から始まって、結局は日本にはすんでいられないという展開になるわけですが、あえて税金を払っておく、という発想が斬新に思いました。税金を払わないように小細工をすると、あとになって詮索される可能性が残ってしまう。特に、その金を元手にして大儲けした時など。

しかし、少しだけ税金を払っておけば、その後はもう課税される恐れがないので、その金を堂々と使って大きな仕事ができる。まったく税金を払わなくて済むように節税対策するのではなく、ちょっとだけは払うように対策するのがいい、というわけです。

非居住者のすすめ (中公新書ラクレ)