Ginzonable Life—さよならルンバ

さよならルンバは昭和23年発売ですので戦後歌謡ということになりますが。二葉あき子さんは90歳近くまでお元気で舞台に立たれていたので、各時代の映像がアップされています。

まずはオリジナル。33歳の歌声ということになるでしょうか。

こ~の~(タメ)まま~というはじけるような出だしも若いし、聴きあきません。

 

このあと、40代、50代の歌声が見当たりません。これはほかの歌手についても同様ですね…。

映像で出てくるのは、1981年、66歳当時の舞台です。この当時はあまり、体を動かさないで、重い感じの謡いになっています。

 

そして1983年、68歳当時。81年とは大分感じが変わっています。このころからふりが入ってきたのでしょうか…。

 

そのあと、1989年、74歳の舞台。映像で残っているものでは、これが一番気に入っております。ずいぶんアップテンポになって、楽しげな謡いになっています。70歳代後半から80歳ごろの舞台は、楽しんで歌っておられる様子があって、どれも大好きです。

 

そして、1999年、84歳。これはいいおばあちゃんキャラがどんどん出てきて、年齢に合わせた歌いっぷりというのはこういうものだと感じ入るばかりです。

 

そして、Youtubeにある最後の舞台、2002年、87歳。さすがに歳を取られています。が、この段階になると、もう二葉さんのこれまでの舞台をずっと見てきて、その延長で見ている観客が多いでしょうから・・・。出だしひやひやしますが、楽団も協力して、後半にはすっかり盛り上げてしまうところはすごいです。

 

二葉さんの戦前の映像も、実はYoutubeにあります。バラのルムバです。戦前から結構、ふっくらされています。

 

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