Ginzonable Life—オミレソーオ

関屋敏子さん歌唱の「オーソレミオ」

伊庭孝の和訳で、1930年(昭和5年)発売。

これは何度聞いても飽きません。リズムの取り方が絶妙・・・・。

ウィキによると、関屋敏子さんは東京藝大に入るものの、当時の藝大はドイツ歌曲が中心で、イタリア歌曲を学んでいた関屋さんには合わず、退学して渡欧、ボローニャ大学で日本人初のディプロマ。20歳代でミラノスカラ座のプリマドンナになり、アメリカやドイツでも舞台に立った後、帰国。しかし、1941年、37歳で服毒自殺。

遺書も公開されていて。「関屋敏子は、三十八歳で今散りましても、桜の花のようにかぐわしい名は永久消える事のない今日只今だと悟りました。そして敏子の名誉を永久に保管していただき、百万年も万々年も世とともに人の心の清さを知らしむる御手本になりますよう、大日本芸術の品格を守らして下さいませ。」

イタリア録音やアメリカ録音もありますが、これは日本での録音。ほかに、ショパンの「別れの曲」を日本語歌詞で歌った録音も好きですが、今のところYoutubeにはないようです。

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