長屋だね

ガイアの夜明けで「シェアハウス」というのをやっていました。

いろいろな仕事をしている人が大きめの家をシェアして住んでいるんですが、これって江戸時代の長屋みたいだな、という気がしました。

江口洋介さんが「一つ屋根の下に住んでいるんですね」などをさりげなく笑いを取っていましたし、番組の演出がよいです。

ちょっとした大胆予測をしてみたいんですが、シェアハウスに住んでいる人は、今のところ皆さん、フリーターであれ何らかの仕事を持っているようです。しかし、江戸時代の長屋を考えてみると、「遊び人の金」みたいな人がいてもよかったわけで、それが実は北町奉行というのはあり得片は無しで、実際単なる遊び人もたくさんいたはずだと思います。

このシェアは薄というコンセプトが進んでいくと、仕事をしない人を抱え込んでもいいや、という懐の深い人が出てくるかも・・・・。遊び人の金さんがちょっとイケメンだったら、一部屋ただで貸してあげてもいいみたいな話ですが。遊び人だけではなく、「用心棒」というのもあったわけで、用心棒は平常時は単なる無駄飯食いではなかったでしょうか。しかし、用心棒としてそこに住まわせておく。

最近は身の回りに仕事をしない人が多いので、どうなってしまうのかと心配していましたが、特に心配いらないのかもしれないですね。遊び人、用心棒、長屋、こういうコンセプトが復活してくるんじゃないでしょうか。長屋住まいが嫌な人は、頑張って仕事して豪邸に住むわけですし。

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